僕は食券機があるファストフード店が大好きだ。
最近ではすき家でも食券機を導入したそうで、
ちょっと今日はまじめな話
すき家に最近導入されたようです。
支払い精算機。これ非常に残念でなりません。飲食において、お金を受け渡すことこそ一番大事な行為のはずなのに。従業員が間違えるから?人件費節約?
将来すき家はオールロボット化でも目指してるんでしょうか?経営者は何を考えてる? pic.twitter.com/VxV06Nfp04— タカチャ Takacha aka STUDIO8 (@studio8takacha) November 8, 2019
こんなツイートもでてきていた。
もちろん釣りかなんかだと信じているがもしこれがマジな意見としていってるのならアイタタタな方なのかもしれない。ぜひ詳しくお話を聞きたい次第でもある。
という話は置いといて今日は僕が食券機が大好きだというお話をしたいと思う。
僕が食券機が大好きな理由
僕が食券機が好きな理由は大きく分けて2つある。
- ご飯を食べたあとに支払わなくて済む
- 店員さんと会話する必要がない
ご飯を食べたあとに支払わなくていい
食券を買っている以上当然買った時点でもう支払いが終わっている。
食事後、自分が帰りたいタイミングでさっと帰れる。
オーダーがミスってた。なんか値段がおかしいぞ。
なんて事態で店をでるのが遅れることもないし、そういうことがない以上、ストレスも当然たまらない。
【前のお客さんの会計が長引いててなかなか自分の会計が始まらない】状態で待たされてストレスたまることもない。最高だ。
また、レジで会計の場合、万が一注文したものがあまりに美味しくなかった場合、会計時に、「(なんであんなまずいもの食べさせられた挙げ句に金払わなきゃなんねえんだよ・・・)」というなってしまうが、食券機で最初に払っていれば、「二度と来ませんわ、帰ろ」とこんなまずい料理を出した店の人にわざわざ丁寧にお金を払うことなくお店をでられる。
とにかくお客さんとしてストレスを感じるための要因が圧倒的に少ないのが非常に嬉しいのだ。
店員さんと会話する必要がない
僕は飲食店で店員さんを呼ぶのがとても嫌である。
呼ぶことが嫌というか、【アウェーな場所で大きな声をだすのがストレス】なのだ。ストレスというか大声をだすと汗がでる。
恥ずかしいとか多分そういう理由なんだろうけどとにかく店員さんを呼ぶのがつらい。
もちろん呼ぶ出すピンポンがあれば大声をださずに済むがその店員さんだって嫌なやつかもしれないし、オーダーをミスるかもしれない。
一人でファストフード店とかに入るときは可能であれば一言も言葉を発したくないというのが本音だ。
僕は別に人と会話したりするのが嫌いというわけではない
このままだと僕がただの根暗という印象を終わってしまうが、そういうわけではない。
むしろ僕は人と関わるのは人一番好きだし興味だってある。
ただ、ファストフード店とかそういうのを求めちゃいないということだ。
正直な話、夜中とかにレジで会計する飲食店にいくとだいたいつまんなそーに仕事して、くそったれな対応しかしない店員さんが多い。
別につまんなそーに仕事するのは構わない、僕はただそこそこに美味しい食事をさっさと出してさえくれれば満足なのだ。お腹いっぱいになれればそれでいい。
それしか求めていないのに不要に店員さんと会話することで、わざわざ不快感を得たくないのだ。
何度もいうが僕は基本的には人が大好きだ。
旅館とかいって笑顔でおもてなしをされるとやっぱり癒やされるし、なにか心が洗われる気すらする。
また、「やっぱりこういう『おもてなし』っていうのは大事なんだな」と思って自分が普段お世話になってる会社や家族に対してもそういった態度を取れるようになりたいとも思う。
旅館の話を出したが、実際飲食店でも同じレベルの接客をされればやはり嬉しいものは嬉しい。
ずっと忘れられない出来事なのだが、ココイチというカレー屋さんがある。
僕は終電で地元に帰るとだいたいすき家かココイチにいくのだが、その日は身も心も疲れていて地元のすき家に行きたくなかったのだ。(すき家には悪いが、うちの地元のすき家は深夜はくそったれな店員しかおらず、見ているだけで不快だしやはり会話もしたくない)
というわけでココイチにいったのだが、遅い時間というのもあってもう店じまいする直前の時間だった。
入ってみてから、
「あ・・・」
と思ったのだが店員さんが、
「少し騒がしくなるかもしれません。申し訳ございませんがそれでもよければどうぞ」と笑顔ではあるが申し訳なさそうな感じで話してくれて通してくれた。
そこからカレーを頼み、料理を運んでくれたのだが、実際店員さんからしてみれば、
「閉店間際に来やがってこの野郎」
みたいな気持ちになってもおかしくない状況にも関わらず嫌な顔ひとつもせずに懇切丁寧に接客してくれたのだ。
そして丁寧な接客の上で渡されたカレーがなぜかとても美味しく感じるのだ。
もちろん疲れまくってたというのもあるが、すき家にいったときみたいに不快感一切無しで食べる食事はやはり美味いのだ。
そして会計のときも、
「こんな遅くまでお仕事お疲れ様です。今日はきてくれてありがとうございました」
と言わんばかりの接客をしていただいて涙がでそうになった。(言われてはいない笑)
どうでもいい話だが、僕は基本的にお店をでるときに「ごちそうさま」は言わない。ラーメン屋さんでも言わない。(会釈はするが、やはりアウェーな場所で声をだすというのは苦手なのだ)
そんな僕だが、その日はお店出るときに店員さんに「ありがとうございました」と言われたあとに、
「こちらこそありがとうございました。閉店間際にすみません。美味しかったです」
とこぼしてしまったぐらいだ。
帰りあるきながら、「すごく、いい店員さんだったなぁ・・・」と余韻に浸りながら帰路についた。
長くなってしまったが、実際接客には疲れたサラリーマンを癒やすこれだけの力があるのだ。
ただ、現状ファストフード店でこれを徹底するのは現実的ではない。
なので大半の飲食店では、上述したような接客やおもてなしを求めず、本当に飲食するだけの場所。と割り切って、不要なコミュニケーションはなくしてくれたほうが嬉しい。だから僕は食券機がある飲食店が大好き。というお話。
もちろん仮に僕が飲食店で働く場合は、やはり上記の経験があるため、できる限り丁寧な接客をしていきたいとは思うしすべきだと思う。
僕の仕事は接客業とは程遠いがそれでも意識できることは意識しているつもりだ。
ただそれを安い時給で雇われているアルバイトの方々に強いるつもりもないししなくてもいいと思っている。(仮に僕が店長やオーナーなどになった場合はしてもらえるように努めるが)
何が言いたいかというと、質の高い接客や対応を求めるのは僕らお客のエゴなので、安い値段で美味しい料理を提供するお店は不快にさえしてくれなければいいので食券機をどんどん導入してほしいなってお話でした。
めでたしめでたし。